亜砒藍鉄鉱 Parasymplesite 大分県南海部郡宇目町木浦鉱山駄積形尾
2006年出品
大きさ7X6X3cm。拡大画像の幅2.5cm。
パラシンプレサイトの原産地標本。櫻井欽一博士らにより研究され、本邦を代表する新鉱物のひとつである。
たとえば国立科学博物館に所蔵されているものは模式的な標本だとされているが、記載当時より半世紀を経た今では酸化によりすっかり黒変してしまっている。その点この標本は細柱状~板状の結晶が放射状に集合し、美しい淡青色を成している。
変色しておらず新鮮な光沢を放っていることも驚くが、現在でこの標本サイズを得ることは非常に困難である。
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