ランタン弘三石 佐賀県東松浦郡肥前町満越
2007年出品
大きさ5.5X6X10Cm。
満越の玄武岩の空隙中に発見され、2003年に承認された新鉱物。鉱物学者の長島 弘三 (1925~1985)にちなみ命名されたもの。
稀な鉱物であり、原産地満越と近傍の新木場でしか産出が知られていない。
今回出品の標本は、およそ市場に姿を現したランタン弘三石中、空前にして絶後の物と断言出来る。
非常に空隙に富む玄武岩中に、10点以上のランタン弘三石が着生している。更に、その全てがルーペでハッキリと視認出来、しかもそのうち数点は肉眼でも球体が見てとれるという「逸品」を遙かに越える「神品」の域の標本。
価格は並みのランタン弘三石標本よりも高いが、その価値は価格の差を遙かに上回る。
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