呉須 “Gosu” Cobaltian Lithiophorite 愛知県瀬戸市産

2011年出品

大きさ:標本の幅約4cm

産地:愛知県瀬戸市下陣屋町

f:id:kocteau:20010101001950j:image

瀬戸市周辺、新生代新第三紀末期の砂礫層の礫や砂を固結する物質として産する。最大で数パーセントのコバルトを含むことから、陶磁器の青黒色の絵付けに用いられた。鉱物種としてはリシオフォル石を主とし、オーロラ鉱、ホランド鉱も確認されている。堀秀道『楽しい鉱物図鑑2』p.68 の図版の標本と同一の露頭より、1985年に採集されたもの。その後、現地には住宅が建ち採集は困難となった。

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