日本式双晶 Quartz 長野県南佐久郡北相木村御座山(おぐらやま)

2005年出品

標本1 大きさ5X6X4Cm。双晶の左右2Cm。
標本2 双晶の左右3Cm。
標本3 双晶の左右1.8Cm。後ろの単結晶の長さ2.5Cm。

 甲府北部、乙女鉱山から八幡山、小川山、甲武信鉱山、川端下、大深山から御座山にかけて一連の作用によるものかは解らないが、日本式双晶の産地が集中している。
 この北端に位置する御座山には砂岩を石英斑岩が貫いたときの鉱化作用で石英脈が形成されている。その一部から日本式双晶が産出した。
 このような無名の産地がまだまだこの地域には眠っていることだろう。
 標本2は、晶洞中心部の粘土中から産した。日本式双晶の理想型とされる(砂川一郎説)Y字型。先端に若干のかけあり。

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         標本1アップ
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            標本2                        標本3

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jikko-iin3

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