秩父鉱山の硫化鉱物

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秩父鉱山の硫化鉱物

埼玉県秩父市秩父鉱山

秩父鉱山は、惜しくも昨年2022年9月、すべての操業を停止した。1937(昭和12)年の本格的な鉱山開発以降、1973(昭和48)年まで金属鉱山として操業、以降、石灰石などを目的として稼行された。スカルン鉱床から金、銀、銅、亜鉛、鉄などを産出した関東有数の鉱山である。今回は鉱山稼働時に得られた、各硫化鉱物の美品が出品される。いずれも、昭和の金属鉱山クオリティの標本ばかりである。

黄鉄鉱 Pyrite

標本左右約45mm


黄銅鉱 Chalcopyrite

標本左右約40mm


閃亜鉛鉱 Sphalerite

標本サイズ 約95×80mm


硫砒鉄鉱 Arsenopyrite

標本サイズ 約80mm×55mm


閃亜鉛鉱・磁硫鉄鉱 Sphalerite / Pyrrhotite

テリの強い閃亜鉛鉱とシャープな磁硫鉄鉱の組み合わせ。

黒と褐色、等軸と六方という形と色のコントラストが素晴らしい。

標本サイズ 約55mm×35mm


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ミネラルマーケットは2023年6月17日(土)に東京都の飯田橋レインボービルで開催予定です。

ミネラルマーケット2023では、東京都の定めるイベント開催制限(収容率)の遵守のため、以下の条件を設けております。ご理解とご協力をお願いいたします。

・入場を二部制(午前:10時30分開場、午後:12時30分)とし、午前開場時は入場制限を行います。

詳細はミネラルマーケット公式サイトでご確認ください。

当日は感染予防にご協力いただけますよう、お願い申し上げます。



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