秩父鉱山の硫化鉱物
秩父鉱山の硫化鉱物
埼玉県秩父市秩父鉱山
秩父鉱山は、惜しくも昨年2022年9月、すべての操業を停止した。1937(昭和12)年の本格的な鉱山開発以降、1973(昭和48)年まで金属鉱山として操業、以降、石灰石などを目的として稼行された。スカルン鉱床から金、銀、銅、亜鉛、鉄などを産出した関東有数の鉱山である。今回は鉱山稼働時に得られた、各硫化鉱物の美品が出品される。いずれも、昭和の金属鉱山クオリティの標本ばかりである。
黄鉄鉱 Pyrite
標本左右約45mm
黄銅鉱 Chalcopyrite
標本左右約40mm
閃亜鉛鉱 Sphalerite
標本サイズ 約95×80mm
硫砒鉄鉱 Arsenopyrite
標本サイズ 約80mm×55mm
閃亜鉛鉱・磁硫鉄鉱 Sphalerite / Pyrrhotite
テリの強い閃亜鉛鉱とシャープな磁硫鉄鉱の組み合わせ。
黒と褐色、等軸と六方という形と色のコントラストが素晴らしい。
標本サイズ 約55mm×35mm
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