自然金 Native Silver 群馬県天沼鉱山産
2011年出品
大きさ:結晶の幅約3mm
産地:群馬県利根郡みなかみ町高日向天沼鉱山 Amanuma mine, Minakami Town, Gumma Pref., Kanto region, Japan.
まさに黄金に輝く、フレーク状の自然金の結晶。
正八面体の結晶の特定の面が発達し、薄く広がったような形となったものが集合し「苔状」とも形容される独特の形状となっている。
表面に結晶成長の跡である正三角形の成長丘が観察され、なるほど「自然金の結晶」であると納得できる。
この画像の金の背景に微細な水晶が密生していることからも伺えるとおり、新生代第三紀の凝灰岩などのなかに発達した最大幅数ミリほどの細い石英脈に産する。国産の自然金は一般に「肉眼で見えるサイズ」であるだけで珍重されてきたが、この天沼鉱山の金はさらに驚異を持って迎えられた。
ミネラルマーケット2011は、6月4日(土)、飯田橋レインボービルにて開催です。
入場無料
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